to be

/tuː biː/ トゥービー

1. 存在すること、ある状態であること。

be動詞の原形であり、通常は不定詞（to + 動詞の原形）の形で使われます。最も基本的な意味は、主語が存在すること、あるいは何らかの状態であることを示します。

He wants to be happy. (彼は幸せになりたいと思っています。)

• He: 「彼」という男性を指します。
• wants: 「～を望む」「～したいと思う」という意味です。
• to be: 動詞の原形であり、「存在すること」「ある状態であること」を示す不定詞の一部です。ここでは「～であること」を望んでいるニュアンスです。
• happy.: 「幸せな」という状態や気持ちを表す形容詞です。

To be or not to be, that is the question. (生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。（ハムレットより）)

• To be: 「存在すること」「生きること」という意味を持つ不定詞句です。
• or: 「あるいは」「それとも」という選択肢を示す接続詞です。
• not to be: 「存在しないこと」「生きないこと」「死ぬこと」という意味を持つ不定詞句です。
• that: 「それは」「そのこと」を指す代名詞です。ここでは直前の「To be or not to be」の内容を指します。
• is: 主語が単数現在である「that」に対応するbe動詞です。
• the question.: 「問題」「疑問」という意味の名詞句です。定冠詞の「the」が特定の「問題」であることを示しています。

My dream is to be a doctor. (私の夢は医者になることです。)

• My: 「私の」という所有を示す代名詞です。
• dream: 「夢」という意味の名詞です。
• is: 主語が単数現在である「My dream」に対応するbe動詞です。ここでは主語と補語を結びつけて「～である」という意味を表します。
• to be: 「～になること」という意味を表す不定詞句です。ここでは文の補語として機能しています。
• a doctor.: 「医者」という意味の名詞句です。不定冠詞の「a」は特定の医者ではなく「一人（職業として）の医者」であることを示します。

2. （be to doの形で）未来の予定や運命、義務などを表す。

be動詞が「be to do」という形で使われる場合、未来の予定（～することになっている）や、運命、義務（～しなければならない）、可能（～できる）などの意味を表すことがあります。特にフォーマルな文脈や、公式な予定について使われます。

The meeting is to be held tomorrow. (会議は明日開催されることになっています。)

• The meeting: 特定の「会議」を指す名詞句です。
• is: 主語が単数現在である「The meeting」に対応するbe動詞です。
• to be held: 「開催されることになっている」「開催される予定だ」という意味を表す、be to do 構文と受動態（be held）が組み合わさった部分です。
• tomorrow.: 「明日」という時を表す副詞です。

You are to be back by ten. (あなたは10時までに戻らなければならない。)

• You: 「あなた」「あなたがた」を指す代名詞です。
• are: 主語が「You」に対応するbe動詞です。
• to be: 「～しなければならない」「～することになっている」という義務や指示を表すbe to do 構文の一部です。
• back: 「戻って」「帰って」という状態や方向を示す副詞です。
• by ten.: 「10時までに」という期限を表す前置詞句です。

She is nowhere to be seen. (彼女はどこにも見当たらない。)

• She: 「彼女」という女性を指す代名詞です。
• is: 主語が単数現在である「She」に対応するbe動詞です。
• nowhere: 「どこにも～ない」という意味を表す副詞です。
• to be seen.: 「見られること」という意味を持つ受動態の不定詞句です。ここでは慣用的に「見かけることができる」という可能の意味を表します。

関連

• be verb
• am
• is
• are
• was
• were
• being
• been
• existence
• state
• become